特殊算の始まり ~小4算数~

今日から小4算数では、「植木算」の勉強を始めました。
○○算をまとめて特殊算と呼びますが、いよいよ小4でも特殊算の学習が始まったのです。

植木算とは、「長さ15mの道路にはしからはしまで3mおきに木を植えると、何本植えられるでしょう?」といった問題です。
実際に授業でもこの問題を出しました。
すると、ほとんどの生徒が「5本」と答えたのですが、一人だけ「6本」と答えてくれました。
そうです、正解は「6本」です。

では、このような問題は、どのようにして解けばいいのでしょうか。
その答えは、「図を描いて考える」です。
これしか方法はないのです。
そうして、それに慣れてくると、実際に描かなくても、頭の中でイメージするだけで解けるようになります。
手を動かさないだけで、頭の中に図を描いているのです。

算数にはいろんな公式があります。
植木算にも公式はあります。
しかし公式だけに頼っていると、ちょっとひねられると解けなくなり、算数そのものも嫌いになってしまいます。
まずは、図を描き、そして式を立てていくのです。

算数が得意か不得意かは、図がイメージできるかどうかです。
「5個のケーキから2個食べると残りは何個?」なんて問題も、図を描く以外に解き方はありません。
「食べた場合はひき算」なんて覚えてしまうと応用がきかなくなってしまうのです。

特殊算を学習すれば、さらに視野が広がります。
そうすることで、イメージ力もアップします。
みんなのイメージ力アップに力を入れていきたいと思っています。

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