幅広い知識を

小6国Aの授業で扱った文章は、外山滋比古(とやま しげひこ)「知的創造のヒント」でした。

外山さんの著書と言えば、「東大・京大で一番読まれた本」というキャッチコピーでベストセラーになった『思考の整理学』が有名です。

また、外山さんの文章は入試問題にもよく出題されます。

知性豊かな文章で、私は好きですが、小学生にはちょっと難しいかもしれません。

テキスト中の文章なども、日本における西洋文化・学問の取り込みを植物の移植にたとえて説明しているのですが、幅広い知識がないと、なかなか理解できないのではないかと思います。

 

物語文の問題では高得点を取る生徒が、論説文の問題になると点数が取れないということがあります。

原因の一つは、文章内容に関する知識が乏しいことです。

問題の解き方がわかっていても、文章の内容、意味するところが理解できなければ、間違う可能性が高くなります。

 

入試で難しめの説明的文章が出題されることも想定して、日頃から「自然」「環境」「ことば」「文化」「科学」「社会」「歴史」などに関する知識を蓄えておくとよいのではないかと思います。 

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