要約力 ~中2国~
作成者:山本 健二 作成日:水, 07/06/2011 - 02:20
今日は新メンバーが加わっての授業でした。
まず初めに、第3回統一OPEN模試の出題範囲の知識を補充しました。
今日学習した知識があれば得点につながるし、なければ得点に結びつかないので、配付プリントをしっかり復習しておきましょう。
来週は、今日学習した知識が定着しているか、確認テストを行います。
その後、テキストの文章問題を解説しました。
「方言」に関する文章だったのですが、言語に関する説明的文章は入試でもしばしば出題されるので、内容をよく理解しておきましょう。
要約すると、こうなります。
戦後の共通語化によって、方言は一気に衰退したものの、現代方言は共通語とは違った役割を担うことで、共通語と共存を図ろうとしている。共通語は公的であらたまった場面を、方言は私的でくだけた場面を受け持つ、という分担制による共存である。方言にはお互いの心的距離を縮める機能があり、会話の雰囲気を気取らない、打ち解けたものにすることができるので、若い人たちは親しい仲間どうしの会話を楽しむ潤滑油として方言の価値を認め、あえて方言を使おうとしている。
冗長な説明的文章をコンパクトに要約することで、読解力と表現力がおそろしいほど鍛えられます。
国語マイスターを目指すなら、文章内容を要約する学習法を取り入れるとよいでしょう。
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